また始めます。

去る10月25日、長男の一周忌を行いました。

新型コロナウイルスの蔓延であらゆる社会・経済活動が萎縮してしまった状況から、政府の強力な施策(Go to関連)があって、日本の社会全体が再び活気を戻し始めた状況になっていました。

そのおかげで、関東や関西からごく身近な親族が集まることが出来き、ささやかながらも彼の供養を行うことが出来ました。

そして再び感染が拡大して、社会・経済活動が再び制限され始めた現実を思えば、まさに貴重なタイミングをいただけたように思います。

このブログもロックダウン寸前に焙煎の見学に、急いで来てくださった方々の報告で終わったままになています。

この9カ月間は、店舗が観光立地でもあるため売り上げが激減して、国の援助施策や金融支援の対応に東奔西走していました。

ブログの更新が出来なくて申し訳なく思ってますが、本題の焙煎は、ほぼその核心がみえてきました。

それは焙煎の工程を前半の水抜きと、後半の成分進化の工程に明確に2段階に分けることによって従来の焙煎では見えてこなかった焙煎の核心がみえてきたことにつきます。

40年余り焙煎にたずさわってきた経験から、”焙煎“そのものを一度総括する時が来たようです。

一般的な短時間焙煎から、低温焙煎、そして2段焙煎への進展を振り返ってみたいと思います。