ブルンジのコーヒー
ブルンジ?あまり聞きなれない国名ですが、アフリカの中央に位置する共和国です。ビクトリア湖を中心にして北にウガンダ、ルワンダ、北東にエチオピア・ケニア、南部にはタンザニアがあり、このタンザニアとルワンダと隣接しています。
湖と高原の地域で”アフリカのスイスと呼称されていますが、火山質の土壌と、高い標高そして昼夜の温暖の差がコーヒー栽培に最も理想的な地域とされています。
現在、隣国のルワンダと共にCOE(カップオブエクセレンス)のプログラムにも参加していて、そのポテンシャルの高さを世界中のコーヒー関係者に知らしめています。
湖と高原の地域で”アフリカのスイスと呼称されていますが、火山質の土壌と、高い標高そして昼夜の温暖の差がコーヒー栽培に最も理想的な地域とされています。
現在、隣国のルワンダと共にCOE(カップオブエクセレンス)のプログラムにも参加していて、そのポテンシャルの高さを世界中のコーヒー関係者に知らしめています。

国連グルメコーヒープロジェクトⅠ
高品質コーヒーの生産方法を開発し、発展途上国の経済的自立を推進する目的で、ITC(WTO国連)がプロジェクトを立ち上げました。当時はアメリカのセカンドウェーブが勃興して、グルメコーヒーブームの最中で、世界的に高品質コーヒーの供給不足が懸念される背景がありました。生産国支援という国連と消費国の実情がプロジェクトを立ち上げたことになります。
■この国連グルメコーヒープロジェクトはブラジル・エチオピア・ウガンダ・パプアニューギニアそしてこのブルンディで実施されました。
■この国連グルメコーヒープロジェクトはブラジル・エチオピア・ウガンダ・パプアニューギニアそしてこのブルンディで実施されました。

国連グルメコーヒープロジェクトⅡ
このグルメコーヒーは、我が国には輸入商社の豊産業が取扱い、輸入されました。そもそもこの国連のプロジェクトと日本の輸入商社との繋がりの構築にご尽力されたのは、ほかならぬ国連プロジェクトによって指名された3名のコンサルティングのうちの日本人のH氏です。■H氏のご紹介で、豊商事から仕入れたこの国連プロジェクトコーヒーは素晴らしさは、当時駆け出しの僕には衝撃的なコーヒーでした。

国連グルメコーヒープロジェクトⅢ
特にこのブルンジ(当時はブルンディ)は、今まで経験したことのない独特な、かつ分かりやすいテロワールで、とくにフローラルが印象的でした。エチオピアのような押し出しの強いものではなく、ほのかな繊細な壊れそうなフローラルでした。その切なさは我々日本人が強く共感する領域だと思いました。この繊細さは深く煎ることによっても、別格で高貴なテロワールを感じましした。深い香ばしさは凛として、孤高なものでした。■国連のプロジェクトが終了して、ブルンディのコーヒーも途絶えてしまっていましたが、COEの開催から脚光を浴びるようになり、再び輸入されるようになりました。■やや小粒なブルボン種、フローラルやジューシーな風味特性と後味のすっきりとしたキレのあるやわらかい酸味、そして深く煎ると、俄然と印象が際立つ深煎りのアロマ!あの感動が蘇りました。ぜひお試しください!
